シャワー付きバランス式(=BF式)ふろがまRBF-A80SNの交換工事

名古屋市内でシャワー付きバランス式(=BF式)ふろがまRBF-A80SNの交換工事をさせていただきました。

いわゆる『バランス釜』です、若い方は使った事がないかもしれません。また私どもの業界内でも若い人には工事経験がない人が多いですね。

▼既設(取替前):ノーリツ製GBSQ-805

既設(取替前):ノーリツ製GBSQ-805 シャワー付きBF式風呂釜

▼取り替え完了:リンナイ製シャワー付きバランス式ふろがまRBF-A80SN

取り替え完了:リンナイ製シャワー付きバランス式ふろがまRBF-A80SN

施工費、必要部材について

今回の工事の施工費は標準取替工事費です。

必要な商品、部材は【ふろがま本体】+【後付チャンバートップ80S2】です。

バランス式(=BF式)ふろがま取替工事の注意点

BF式風呂釜は給排気筒(=給排気筒トップ)の種類が多く、適切な給排気トップを取り寄せておく必要があります。そのため事前の現地確認を慎重におこなっています。

今回の工事では標準給排気筒トップではなく『後付チャンバートップ』を使用しています。

浴室内から見ただけではどの給排気トップが必要かは判断できませんので必ず現地にお伺いして確認させていただいています。

バランス式(=BF式)ふろがま使用上の注意点

バランス釜の日常のご使用でいちばんご注意していただきたいのは『冠水しないようにする』点です。バランス釜は冠水すると構造上、点火しなくなってしまいます。

バランス釜の通常のご使用でいちばんご注意していただきたいのは『冠水しないようにする』点です。

風呂釜を冠水させないためには、こまめに浴室の排水口を掃除していただく事のほか、浴槽の水を『とにかくゆっくりと』抜くようにご注意ください。

具体的には浴槽の排水栓(=オケ栓)を抜いてしまうのではなく、抜いてから斜めにして浴槽の排水穴の所に置いておくなどしていただければと。

建物の排水管が詰まりぎみだとオケ栓を抜いた直後は良く流れても、しばらくしてから風呂釜本体が冠水してしまう場合があります。

バランス釜は構造上ふろがま本体が冠水すると本体の中まで同じだけ水が入るため故障してしまいます。

新しいバランス釜でも同じ構造ですので、そもそも排水詰まりが原因で故障した場合だと『新しい風呂釜に買い替えてもすぐに故障』という事になってしまいます。

修理にお伺いした時や取替工事にお伺いした時にはご説明させていただいているのですが、十分ご注意いただければと思います。