ガス工事の基本 工事の着工前と完了後の2回ガス漏れ検査をします。

給湯器などのガス工事をともなう工事にお伺いした時は着工前と完了後の2回ガス漏れ検査をします。特に年数が経っている建物の場合は意外な確率でガス漏れしていますので注意が必要です。

工事完了後だけガス漏れ検査をすると既設管のどこかでガス漏れしているのか、自分が施工した部分でガス漏れしている(←これはイカンです)のかすぐには判断できないので必ず着工前も測定します。

工事着工前にガス漏れを測定して漏れの疑いがあるときは、その時点でガス会社さんの担当部所へ電話するとうまくいけば工事をしている間に修理に来ていただけます。

▼今回の工事でも工事中にガス会社の方に修理に来ていただきまして、当社の工事が終わる前に既設管のガス漏れ部分の修理も完了しました。

ガス供給会社がガス漏れ修理中

いつも守ろう仕事の基本。正しいガス漏れ測定(圧力検査)のしかたはコチラのページをご参照ください。

今回の工事では浴室内設置のCFふろがま(自然排気式ふろがま)を撤去して浴室内にシャワーを新設し、廊下にFF式給湯器を取り付けさせていただきました。

▼既設 浴室内設置のCFふろがま(自然排気式ふろがま)

既設 浴室内設置のCFふろがま(自然排気式ふろがま)

浴室内設置のCFふろがまは危険度が高いため撤去して廊下にFF式給湯器を設置します。

▼廊下側(着工前)

廊下側(着工前)

この廊下側にFF式給湯器を設置します。

▼完了 廊下の屋外側にもに窓があるため二重管式給排気筒(※)を使用しています。

廊下にFF式給湯器を設置 二重管式給排気筒を使用

▼二重管式給排気筒(※)は排気筒内部が二重構造になっています。

二重管式給排気筒(※)は排気筒内部が2重構造になっています。

内側の管が排気管で、外側の管と内側の管の間が給気です。1本で給気と排気ができます。(屋外から給気して屋外へ排気します)

部材は高いのですが給湯器の排気で高温になる排気管を直接さわれない構造になっているため安全性が高く、ヤケド防止のための断熱材を巻かなくても良いというメリットがあります。

お見積もり無料です。ちゃんとやります♪

こういった工事は壊れてからすぐにというわけにいきませんので計画的にご検討いただければと思います。お見積もり無料ですからぜひご一報ください。

また一般的なガス給湯器の交換工事もちゃんとやっています。