ナショナル製の薄型ビルトインコンロKF-30の取り替え
尾張旭市の一戸建て住宅でナショナル製の薄型ビルトインコンロ KF-30の取り替えをさせていただきました。
ナショナル製のビルトインコンロKF-30シリーズは本体の高さが薄いため、いわゆる素取り替えができません。
今回はビルトインコンロとコンロの下のキャビネットをセットで交換させていただきました。
▼既設 ナショナル製薄型ビルトインコンロ KF-30(本体高さ約17cm)
ガス管がキャビネットの床を貫通して立ち上がっていたため今回は床下からガス配管を入れ替えました。
▼キャビネットの扉を閉めたところ。
KF-30はコンロ本体の高さが約17cmしかありません。現在業界標準のビルトインコンロは高さ22cmなのでコンロを交換する際にはキャビネット側の加工または入れ替えが必要になります。
またKF-30はシステムキッチンの天板開口の横幅が少し狭いため設置当時基準通りの開口(横幅55cm)だと設置するコンロによっては天板開口の横幅を拡げる必要があります。
▼ビルトインコンロとコンロ下のキャビネットを撤去したところ
ガス管は床下から1本で立ち上がり。天板開口の横幅は55cmで新しいコンロが入りませんでした。
▼システムキッチン天板開口の両横を各5mm拡げ、ガス管を床下から引き直し
わずかな寸法ですがやはり新しいビルトインコンロが入りませんでしたのでシステムキッチン天板開口の両横を各5mm拡げました。
また新しく設置するキャビネットの床下にガス管が収まらないため今回は床下からフレキシブル管でガス配管をしなおしました。(床下収納庫があって床下に入れるため)
▼交換用キャビネットを設置後、コンロを設置して交換完了です
キャビネットはノーリツ製の交換用キャビネットNLA6020W。残念ながら寸法ぴったりとはいきません。
ビルトインコンロはリンナイ製のリッセ:RBC4WNGN56(STCR)です。
ガス管はキャビネットの後ろから配管してあります。(写真に写っていない部分に配管してあります)
ナショナル製のビルトインコンロKF-30シリーズは設置場所の状況にあわせて工夫して取り替える必要があります。
施工費、必要部材について
今回の工事費は【別途お見積もり】です。お見積もりは無料です。
必要な商品、部材は【ビルトインコンロ本体 RBC4WNGN56(STCR)】+【交換用キャビネット NLA6020W】+【天板開口化粧板 AD-GFE01A】です。