メーカーや型式が分からない混合栓の型式特定、修理も行っています。
シングルレバー混合水栓やサーモミキシング混合栓は、最低限、製造したメーカー名が分からないと修理できません。
INAXとTOTO製の混合栓でしたら水栓本体のどこかにメーカー名の刻印があります。最近の商品だと型式のシールも貼ってあります。
しかしそれ以外のメーカーや古い混合栓だと、メーカーの刻印はもちろん、型式のシールも無い事が多く、メーカー名や型式の特定自体が一仕事です。そんな場合でも当社ではできる限り水栓メーカーや型式を特定しています。
▼MYM製のMS6116と特定して当社にて修理しました。
MYMはすでに廃業していますが水栓メーカーのKVKが修理部品等を引き継いでいます。
型式が特定できればKVKから部品を取り寄せて修理ができる場合があります。
▼MYM製FA237HまたはFB237という所まで特定できましてメーカー(KVK)に部品交換を依頼しました。
ここまでわかれば修理可能かどうか(=部品が手に入るかどうか)と概算修理費用がわかりますので、修理可能を確認後、メーカーに出張依頼しました。
※メーカーさんに来てもらっても部品がすでに生産終了で手に入らない場合、結構な金額の出張費だけ支払う事になってしまいます。
▼タブチ(TBC)製MS7CDと特定できまして当社にて修理しました。
ケレップ(コマパッキン)は一般的な水道部品ですが、切り替え弁部が専用部品のため型式を特定しました。
▼KVK製の混合栓KF124SL4と特定後メーカーに部品交換を依頼しました。
作り付けの洗面台に組み込んである混合栓で、洗面台の取替となると大がかりになってしまうため、何とか修理できないかとのご意向でお伺いしました。
混合栓のメーカーと型式は特定できたのですが構造が複雑で専用工具が必要だったため、部品がまだ調達可能な事を確認してからメーカー(KVK)に部品交換を依頼しました。
▼INAX製BF-M645Tと特定。当社で部品交換。
INAX製ですが型式のシールが貼ってありませんでした。INAX製の場合本体どこかに刻印(またはロゴ)があります。
型式が特定できましたので当社にて部品交換しました。
▼TOTO製混合水栓TKJ-23DX 当社にて部品交換。
この年代のTOTO製の混合栓の吐水パイプはナット式ではなく、『ワンタッチ式』になっているため型式の特定が必要です。ケレップは普通の水道部品でOKです。ナット式の吐水パイプでしたら互換品もあります。
ワンタッチ式といってもそもそも吐水パイプはそれほど外す必要がなく、壊れると互換性がないので大変なため、TOTOも現在はナット式に戻しています。(おおむね)
こういった感じの仕事もしております♪