屋内設置のCF式(自然排気式)ふろがまの危険性と改善例(FF式給湯器で給排気設備改善)
屋内設置のCF式(自然排気式)ふろがまの危険性とFF式給湯器で取替えた給排気設備改善工事
名古屋市内で浴室内設置のCF式(自然排気式)ふろがまを撤去し、居室外にFF式(強制給排気式)の給湯器を設置して給排気設備改善工事をさせていただきました。
屋内設置のCF式(自然排気式)ふろがまの危険性とは
屋内設置のCF式ふろがまは風が強い時に排気ガスが屋内側に逆流するという構造的な危険性があり、現在特に安全化する必要があるガス機器です。
(最新のものには排気ガス逆流検知装置がついていますが逆流しないわけではない)
なかでも浴室内にCF式ふろがまが設置してある場合、一般的に浴室が狭いため少量の排気ガスの逆流でも危険な状況になってしまいますのでより注意が必要です。
そもそもCF式(自然排気式)ふろがまとは
CF式ふろがまは最近はあまり見なくなりましたが丸いエントツがあるタイプの風呂釜の事です。
CF式は排気ファンのような部品が無く、ふろがまの直上に『バフラー』という少しエントツがふくらんだ部分があるのが特徴です。
CF式(自然排気式)の風呂釜はなぜ排気ガスが逆流するのか
CF式の風呂釜はエントツ内と屋内がバフラー部分で素通しになってます。そのため風が強い時などエントツの先端部分に大きな風圧がかかると排気ガスが逆流して屋内に流れてしまいます。
この『バフラー』は『強い風が吹いて排気ガスが逆流した時にバーナーの火が逆風で消えないように排気ガスを屋内へ逃がすための部品』です。
このようにCF式は構造上もともと排気ガスが逆流する前提の設計になっています。
そのため現在販売されているCF式風呂釜は排気ガスの逆流を検知するセンサーが付いていますが逆流しないわけではないため、できるだけ排気ガスが逆流しない方式の機器へ取替えた方が安全性が高くなります。
FF式(強制給排気式)の給湯器を居室外に設置して改善しました
今回は浴室内のCFふろがまを撤去して居室外(廊下)にFF式(強制給排気式)の給湯器を設置し、浴室内にはシャワー混合栓を取り付ける方法で改善させていただきました。
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こういった工事は壊れてからすぐにというわけにいきませんので計画的にご検討いただければと思います。お見積もり無料ですからぜひご一報ください。